第20回全国地方議員交流研修会

第20回全国地方議員交流研修会in沖縄

【延期のおしらせ】

※予想される総選挙との関係で前回ご案内の開催日を10月29日(火)から2025年1月29日(水)へと3か月延期致しました。

■ご案内

 世界の変化は明瞭となっています。これまで世界を支配してきた欧米日の「先進国」が衰退し、中国、インドなどこれまで抑圧されてきたグローバルサウスの国々に世界経済と政治の重心が移っています。

 ロシア・ウクライナ戦争から2年半が経ち、イスラエル・パレスチナ戦争も停戦にいたらずに莫大な犠牲が出続けています。世界の格差は拡大して飢餓人口は7億3500万人に、難民数も1億人を超えたといわれています。戦争と貧困をなくすために、日本がとるべき道が厳しく問われています。中国脅威、「台湾有事」が喧伝され、防衛費は倍増、「専守防衛」は事実上放棄、自衛隊ミサイル基地が全国で次々と配備され、大規模な日米合同軍事演習も行われています。その一方で、異常な円安、物価高のなかで国民生活や経営は圧迫されています。財政難を理由に社会保障の後退が進み、地域経済は厳しく、農山村は存続の淵においやられています。戦争への不安や生活苦からの打開を求める国民の願いに、政府も。また与野党お政党も応えられず、国民の政治不信はますます深まっている状況です。住民の生活と福祉に密着している地方・自治体から、国の政治を変えていかなければならないと思います。

 今年の全国地方議員交流研修会は、「二度と戦場にさせない」と平和を希求する県民意識が強く示されている沖縄県で開催します。沖縄県は県独自の地域・平和外交を推進し、アジアとの経済交流による地域経済の発展とアジアの平和への展望を模索しています。一日目は、玉城デ二―・沖縄県知事の基調講演のほか、各方面の特別報告での研修、二日目は5つの分科会での研修・討論を行います。昨年からすすんだ「食料自給の確立を求める自治体議員連盟」、「日中不再戦自治体議員の会」をさらに発展させるなど、今後の連携と行動についても話しあいます。三日目は沖縄戦の戦跡めぐりと米軍基地・辺野古基地建設の視察を行います。

 沖縄現地の自治体議員のみなさんが受け入れを準備されています。全国の党派をこえた自治体議員同士の研修・交流を深め、平和と国民生活、地域主権を守る運動を前進させましょう。みなさまの積極的なご参加をお待ちしております。

2024年8月吉日

 主催 第20回全国地方議員交流研修会実行委員会 

共同代表 北口雄幸  (北海道議会議員)

     藤本眞利子(和歌山県議会議員)

     山内末子  (沖縄県議会議員)

第1日: 1月29日(水)

   13:00-17:30  12:00開場(12:30受付)

 開会挨拶

来賓・各界からのご挨拶                               

 記念講演 「沖縄、日本を再び戦場にさせてはならない」
 講 師

 玉城デ二―・沖縄県知事

問題提起

 「欧米G7からグローバルサウスの時代へ われわれはどうするか?」

         羽場 久美子さん(青山学院大学名誉教授)

 「食料自給向上にための提言」(オンライン)

         鈴木 宣弘さん(東京大学院教授)

特別報告

 「米軍基地・自衛隊基地に翻弄される沖縄」

三上 智恵さん(映画監督)

 〇 日中不再戦 九州自治体議員の会

 〇 食料自給を求める自治体議員連盟 他

基調提案 実行委員会

名刺交換会(交流会) 午後6時~7時半 沖縄県青年会館 

第2日: 1月30日(木)

<午前> 分科会 9時30分~13時

 第1分科会 日中不再戦 自治体・議員の役割
 問題提起 羽場 久美子さん (青山学院大学名誉教授) 
 

沖縄県の平和・地域外交の実践

全国の米軍、自衛隊基地強化の実態を知る

日中不再戦の自治体議員のネットワークを

 第2分科会 農業・農村を守り、食料自給を確立するために
 問題提起 鈴木 宣弘さん (東京大学大学院教授)
  「全国各自治体での実践、世論喚起のために」

 第3分科会 岐路に立つ日本の社会保障、地域のケアをどう支えるか
 問題提起 伊藤 周平さん (鹿児島大学教授)

      

 第4分科会

「こども計画策定」にあたって、こどもの貧困の解消へ

 問題提起 山内 優子さん(沖縄子どもの貧困解消ネットワーク共同代表)
 

「沖縄の子どもの貧困から見えてくるもの」

 問題提起 木本 邦広さん(沖縄県教職員組合委員長)
  「教員の働き方改革について」

 第5分科会

防災・復興、原発問題を考える 地域主体の再生へ

 事例報告 能登半島地震から10か月の現状
 問題提起 小口 幸人さん(南山法律事務所弁護士)
  「支援制度から災害への備えを考える」

<午後> 全体会(14時~16時)            

 ● 各分科会報告 

 ● 討論、アピール採択

 ● まとめ・閉会

第3日: 1月31日(金) 9:00出発 15:00頃終了予定

■オプショナル

沖縄現地フィールドワーク ※希望者のみ 参加費別途

  Aコース:沖縄戦をたどる

  Bコース:米軍基地と辺野古現地視察

日時・場所

1月29日(水)

13時00分~17時30分  (12時開場 受付12時30分)
会 場 琉球新報ホール
  那覇市泉崎1丁目10番3号  (電話098-865-5256)
   
名刺交換会 18時~19時30分  ※希望者のみ 参加費別途6.000円
会 場 沖縄県青年会館
 

那覇市久米2-15-23 電話098-864-1780

1月30日(木)

9時30分~16時  (9時開場)

会 場 沖縄県市町村自治会館
 

那覇市旭町116-37 (電話098-832-8181)

   

●各会場へのアクセス (MAP)

参加費

都道府県市区議会議員 15,000円
町村議会議員 5,000円
一般参加 1,000円
大学生・高校生以下 無料

※ 名刺交換会費  参加費とは別に参加希望者のみ  6,000円、         

※ 弁当代(お茶付き) 二日目のみ  1,000円

※ フィールドワーク参加費 実費(おおよそ3,000~4,000円)

申し込み方法

申し込みフォーム https://req.qubo.jp/kokuminrengo/form/E12hXg9Q
またはFAXにて申し込みください。 FAX・郵送用申し込み用紙[ダウンロード]

お問い合わせ

全国実行委員会事務局: 自主・平和・民主のための広範な国民連合 全国事務局 

〒212-0011 神奈川県川崎市幸区幸町4-8青柳ビル4-8

電話090-8588-8307(担当:迫田)FAX044-541-2066

Email giin@kokuminrengo.net 

                

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする