「高市首相に「存立危機事態」発言の撤回を求め、国交正常化の原点に戻ることを求める緊急集会」が昨日12月2日(参議院議員会館)、情勢の危機的発展のもとで開催された。緊急の呼びかけにもかかわらず、中心的にご協力いただいた伊波洋一参議院議員と髙良さちか参議院議員、屋良朝博衆議院議員など国会議員10数人と10人近い同秘書をはじめ、120人余が参加、会場が溢れ急遽サテライト会場も設定された。毎日新聞や中国新華社など内外のマスコミも多くが取材した。

高市首相が発言の撤回をあくまで拒否し日中国交正常化の原点を否定し、非核三原則見直しや南西諸島と全国の基地強化を進めるなかで中国側は、では国交正常化以前の1945年の「日本敗戦・連合国勝利」の時点に戻ろうかというよな攻勢を強めている。
基調提起の孫崎享元外務省情報局長は、高市首相も、国会も、国民の受け止めも事態の深刻さがないと警鐘を鳴らすところから始まった。
広範な国民連合代表世話人の羽場久美子先生も重要な問題提起をされた。
集会は最後に、「日中共同声明はじめ両国間で取り決めた4つの基本文書、とりわけ「一つの中国」原則を堅持し、いっそうの平和的友好関係の発展に向け世論と運動を強めるよう呼びかけます」と呼びかけるアピールを満場の拍手で確認し成功裏に終了した。
ご参加の皆さん、全国で賛同などご協力いただいた皆さん、誠にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
まずは、アピールを全国で広げ、世論に働きかけ、危機を打開しようではありませんか。
