戦争が近づいている危機感 どう若者は立ち上がるか?
東アジア共同体研究所琉球・沖縄センターの若者グループYouFo 神谷 美由希
沖縄から来ました神谷美由希と申します。地球温暖化を止める活動をしております。地球温暖化の深刻化よりも先に戦争が近づいている危機感から、平和な外交について強く関心をもっています。
いま沖縄では「台湾有事」の危機に対して県民は強い危機感を抱いています。台湾有事を起こさせないための台湾との対話プロジェクトも10月に始まりました。まず戦場になる可能性が高い当事者である台湾と沖縄から声を上げていこうというプロジェクトです。
いま60代以上の先輩方が強く危機感を抱いて、集会などを開いています。しかし、若い世代にはあまり広がっていないのが現状です。若い世代は少し危機感が薄くて、そのギャップは問題だと私は思っています。そこで12月には若い人たちと先輩の世代で対話する企画なども予定しています。
また、東アジアといえば韓国もあります。8月の「沖縄をハブとする東アジア平和ネットワークをめざすシンポジウム」で羽場先生と出会い、韓国の30代の若者を紹介してもらいました。それから気候危機や沖縄の選挙、東アジアの平和などいろいろなテーマで意見交換をしています。韓国では9月に気候危機を止めるための集会があり、3万5千人も集まったという話を聞きました。労働運動や人権運動、平和運動、反貧困運動などたくさんの団体と共に運動をしたという話を聞いて、韓国はコミュニティーがしっかりと育まれているというところに刺激され、尊敬の気持ちをもちました。自分たちも頑張らなきゃいけないなという気持ちになりました。
同世代の韓国の同志たちと、これからも、お互い連帯しながら行動していきたいと思っています。そして沖縄をハブに、平和のネットワークをどんどんつくっていきたいなと思っています。皆さん、ぜひご協力よろしくお願いします。
また私は4年前の県知事選から選挙に関わっています。その時、全国の皆さんがたくさん応援してくださいました。すごく勇気や元気をもらいました。
また4年前の選挙で一緒にデニーさんを応援した同志たちが何人も、去年や今年の選挙でそれぞれの市町村議会の議員になっていっていることにも希望があります。新たな風を吹かせてくれることを期待しています。
全国の広範な国民連合の皆さんにもより一層頑張ってほしいです。