北海道農民連盟委員長 大久保 明義 様
自主・平和・民主のための広範な国民連合・第25回全国総会のご盛会を心からお祝い申し上げます。
さて、国民生活においてはウクライナ情勢の長期化や急激な円安などによって、食料品等の様々な価格が上昇し、国が示す対策は国民の生活苦を打開するには程遠い内容となっています。また、実質賃金が低下している中、政府の対応は後手に回っており、国民の暮らしを守る対策が早急に求められています。
農業においても、取り巻く環境は日々厳しさを増しています。そうした中、食料生産に欠かせない燃油や肥料、飼料など生産資材価格の高騰などによって、生産者は次年度以降の経営継続が見通せない状況にあり、今後の食料生産に大きな支障をきたすことが危惧されています。
このため、自国の食料を自国で賄うという食料安全保障が重要視されています。本連盟は国民の命の源である食料の安定的な供給に向け、農業者が今後も安心して営農できるよう、組織一丸となって運動展開する所存です。
結びに、貴組織の益々の発展と活躍を心よりご祈念申し上げ、メッセージと致します。