■2022年新春メッセージ 翁長 雄治

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沖縄県議会議員 新しい風・にぬふぁぶし幹事長 翁長 雄治

 

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年は衆議院総選挙が行われ、野党と市民の共闘がこれまでにない大きなうねりとなり、政権交代に向けて共に手を携え歩んだ歴史的な一年となりました。残念ながら、最大目標である政権交代には力及ばず、ご尽力いただいた市民の皆様には落胆された方も多いかと思いますが、この一歩を踏み出したことは大きな出来事であったと感じております。


 今の政府は、国民が疑義の念を抱き、変えて欲しいと声を上げても聞かず、応えず、行動せずと、国民が忘れるまで諦めるまでその姿勢を崩しません。本来、政治の役割というのは、国民が夢を抱き、自身の生活や子ども達の未来に希望を持ち、それぞれの幸福に向けて取り組める社会を作ることが重大な責務ではないでしょうか。
 昨今は、「誰が政治をしても変わらない」という風潮が若い世代を中心に広がっていますが、本当にそうでしょうか。確かに、行政は連綿と続く性質から何が変わったのかわかりづらい部分はあるかと思います。しかし、2009年に民主党政権が誕生した際には、自民党政治で行われなかった改革が多く実施されました。その評価については、国民一人一人に委ねられるものではありますが、確実に日本の制度を変えており、特に「一括交付金制度」を作り上げたことは、地方の独自性と政策立案能力を向上させる上で大きな功績だったと思います。本来ならば、沖縄県だけでなく、ここをモデルケースに全国に波及させていくべきものでしたが、その後の政権交代によって成し遂げられなかった事は今でも残念に思います。
 変えられるのは国民しかいません。7月には参議院選挙もあります。この流れを変えることなく次の総選挙で政権交代を実現できる足がかりの1年にしましょう。
 さて今年は、沖縄が本土復帰から50年を迎える重要な年となります。当時それまでの沖縄は、日本でもなければ、アメリカでもない、ましてや琉球でもないという時代を過ごしており、インフラの面や人権保護の面からも日本国憲法が適用されない事で、苦しい27年間を過ごして参りました。日本国憲法の中で当たり前の日常を過ごす為、平和な未来を作る為に本土復帰を目指しました。
 しかしそれ以降も沖縄から見る政治の風景は変わりませんでした。削減されると期待した米軍基地は本土からの撤退と共にその負担は増え、今もまだ米軍基地を抱えるが所以の事件事故は相次ぎ、子ども達の空は安全にはならず、飲み水すらも汚染されている状況が続いております。
 私は、沖縄の保守として沖縄から見る政治の風景を変える事を最大の政治目標として、信念として、今日もこれからも取り組む所存です。
 沖縄県民はこの間も、時には政府と対立することも辞さず、心をひとつにして取り組んで参りました。辺野古新基地建設問題においても、県民投票に代表されるように圧倒的な民意を示し続けて参りました。
 その中で玉城デニー知事は昨年末、新基地建設での大浦湾の軟弱地盤改良のための設計変更を不承認とし、新たな戦いのステージに突入しました。私もこの判断を県議として、何より一人の県民として支持し、共に新基地建設阻止の気持ちを新たにしました。
 今年も、全国の皆様と歩調を合わせ日本の民主主義を取り戻すために頑張る所存です。何卒よろしくお願い致します。

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