2020年02月一覧

世界史的転換点を映す――ダボス会議、ミュンヘン会議

しっかりとした国の進路を定めなくてはならない

本誌編集長 山本 正治

 新型コロナウイルスが世界を揺さぶっている。安倍政権の対応はお粗末極まりない。即刻政権を代える以外にない。官民の知恵と力を総結集した強力な対策を強く求める。
 「歴史的に見れば新興感染症は世界史的転換点で発生してきた」(中西寛・京都大学大学院教授)といわれる。時あたかもこの時期に二つの国際会議が開かれた。
 一つは通称「ダボス会議」、全世界の有力な企業経営者やトランプ米大統領など政治家、それに研究者など3000人以上が集まった世界経済フォーラム総会が1月末にスイスで、もう一つはドイツのミュンヘンで、「安全保障版のダボス会議」とも呼ばれる国際安全保障会議が2月中旬に開かれた。当然どちらでも新感染症対策は議論になった。
 これらの会議も、歴史的な大転換期を経過していることを全世界に印象付けるに十分だった。 続きを読む


[2020年新春メッセージ] 公益社団法人全日本トラック協会 会長 坂本 克己

年頭所感

 令和2年を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 トラック輸送事業は、全国各地域で地域の経済と人々の暮らしを支えており、公共交通機関として、高い評価を得ているところであります。
 また、昨年相次いで発生した激甚災害に対して、被災地への緊急物資輸送を迅速に展開したところであり、国民から絶大なる信頼をいただいております。 続きを読む


[2020年新春メッセージ] 熊本県菊池地域農業協同組合代表理事組合長 三角 修

食料自給率向上と地球温暖化防止への挑戦

――ポイント付加による国民運動への提案――

 食料自給率の減少が叫ばれて久しい。45%の自給率目標(2025年目標)が掲げられているが、直近の2018年は37%と過去最低となり、なかなか歯止めがかからない。自給率低下の一番大きな要因として必ず引き合いに出されるのが米である。 続きを読む


[2020年新春メッセージ] 全国農業協同組合中央会 代表理事会長 中家 徹

 はじめに昨年、全国各地での台風、豪雨などにより被害に遭われた全ての皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興をご祈念申し上げます。
 近年、大規模な自然災害が続いておりますが、本年こそは豊穣の一年となることを願ってやみません。 続きを読む


[2020年新春メッセージ] 沖縄県議会議員 照屋 大河

デニー知事を支える与党県議の一人として、また社民党県連委員長として

 明けましておめでとうございます。
 『日本の進路』読者の皆さまにおかれましては、清々しい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 平成から令和に世替わりした昨年、沖縄では首里城を焼失するという衝撃的な出来事がありました。首里城はウチナーンチュにとって心のより所、アイデンティティーの象徴であり、喪失感は計り知れません。今なお多くの県民が深い悲しみに暮れています。 続きを読む


[2020年新春メッセージ] 部落解放同盟中央執行委員長 組坂 繁之

差別と戦争を許さない協働の闘いを前進させよう

 安倍首相は、昨年の参議院選挙で改憲発議に必要な3分の2の議席が確保できなかったにもかかわらず、あくまでも任期中の憲法改悪に固執しています。この間、安倍政権は集団的自衛権の閣議決定以降、「特定秘密保護法」「戦争法」「共謀罪」創設など、広範な反対運動を無視し、「戦争をする国」づくりのための法案などを成立させてきました。しかも、年明けには、イラン革命防衛隊司令官を無人機の空爆で殺害したトランプ大統領の主導する「有志連合」に同調し、中東地域への自衛隊の海外派兵を強行しました。 続きを読む