参院選から何を学ぶか?

「日本の進路」編集部

「野党統一」の成果と限界から教訓を学ぶ

 参院選結果をふまえて安倍首相は、秋の臨時国会から衆参両院の憲法調査会での議論開始を提起し、さらに解散・総選挙を狙っている。現憲法体制の政治史は新たな段階を迎えることになった。
 しかし、結果としての参院議席構成だけに目を奪われてはならない。3年前の選挙と比べると、自民獲得議席は9議席減で、民進党は民主党獲得議席比で15増。自民党の得票率は1・2%減で他党に競り負けたのである。何よりも、安保や原発の基本政策での激戦となった沖縄と福島県で現職2閣僚が落選した。 “参院選から何を学ぶか?” の続きを読む

第13回全国地方議員交流会のご案内

超党派の地方議員による実行委員会が主催

2016Giinkouryukai詳細は、全国地方議員交流会案内チラシ(PDF)をご確認ください。

また、お申し込みは、第13回全国地方議員交流会参加申込書(Word)か第13回全国地方議員交流会参加申込書(PDF)にてメールかFAXにてお寄せください(申込先は申込書に記載されております)。

改憲のための政策か、生活のための政策か

2016年5月21日の「参院選、真の争点は何か。提言討論会」での発言
文責:編集部

竹信三恵子さん(和光大学教授 元朝日新聞編集委員)takenobu2

「改憲」への地ならしに収斂される安倍政権の政策

 アベノミクスとは何か。 私は、これが出てきたときから、これは改憲のための「毛バリ」だと言ってきました。改憲をするためには国会で3分の2の勢力が必要です。それを調達するには、改憲の牙を隠して景気がいい経済でいくしかない、ということで、見せかけの経済発展を、わかりやすい形で演出する。芝居の書割(脚本)のようなものですね。それによって改憲する。そのための「毛バリ」です。 “改憲のための政策か、生活のための政策か” の続きを読む

[追悼] 玉城義和さん

 広範な国民連合全国世話人、沖縄「島ぐるみ会議」事務局長、沖縄県議の玉城(たまき)義和さんが6月3日、食道癌(がん)のため名護市内の病院で亡くなられた。享年68歳。謹んでご冥福をお祈りするとともに、加藤毅事務局長の弔文と昨年の全国総会時の玉城義和さんのスピーチのエッセンスを掲載する。

加藤 毅 広範な国民連合・事務局長

Tamaki 「玉城義和さんが食道がんで亡くなりました」。その知らせに私は愕然としました。沖縄にとっても日本全体にとっても、掛け替えのないリーダーを、私たちは失いました。 “[追悼] 玉城義和さん” の続きを読む

もうひとつの新しい日本–玉城義和

玉城義和さんを追悼し、昨年の広範な国民連合全国総会での発言要旨を紹介します。

【2016年11月22日、広範な国民連合第22回総会記念シンポジウムでの玉城義和さんの発言】

tamaki_yoshikazu 日本の政党を定義づけるときの一番簡単な方法は、アメリカとの距離感を測ることです。つまり、アメリカとどのくらい距離をもって政治に接しているかを考えれば、その政党の位置が大体分かります。
 なぜ安保法制がそれほど民意を得られないのか。アメリカとの距離感がないからではないでしょうか。自民党はアメリカとズブズブの距離感をもっている人たちです。アメリカと差がないことに、安保法制の議論が深まらない理由があるのだろうと思います。 “もうひとつの新しい日本–玉城義和” の続きを読む