食料自給の確立一覧

食料自給の確立を

食料・農業政策の大転換が求められる

 2/14 自治体議員連盟が対政府要請行動

 農民が地域や東京でトラクターデモといった運動が広がる。農業と農村は行き詰まり、しかも、世界が戦争や異常気象などで深刻な食料危機を迎えている中、「食料自給の確立を求める自治体議員連盟」は2月14日、国会内で食料・農業・農村基本計画に関する要請行動を行った。全国から議員連盟の自治体議員たち20人近くと支援者、それに衆参の国会議員9人と14人の国会議員秘書も参加した。政府側からは農水省を中心に文科省、国交省の代表が参加した。この要請行動は、那覇市で1月末に開催された第20回全国地方議員交流研修会の第2分科会「農業・農村を守り、食料自給を確立するために」での討論と確認を踏まえたもの。 続きを読む


食料自給の確立へ

農作業の中から見えてくる農業・農村の課題

農事組合法人八頭船岡農場組合長/全日本農民組合共同代表 鎌谷 一也

 

 

 私は、旧町単位で270ヘクタールの水田を集積している農事組合法人の組合長を引き受けています。法人では食用米栽培のほかに、飼料米・飼料稲、小麦、大豆、キャベツ、白ねぎ等の作物のほか、原木シイタケ栽培や繁殖和牛経営も行っています。 続きを読む


食料自給の確立をめざして

農業の衰退を食い止めるための手だて

JA常陸組合長 秋山 豊

 

 

 編集部は、北海道、鹿児島県に次ぐ農業生産県である茨城県の主力JA(農業協同組合)であるJA常陸の秋山豊組合長に、農業の現状と課題、改定農業基本法について、熱心に取り組まれているオーガニック給食支援などについて伺った。(見出しとも文責編集部)

 とにかく現場の農業の衰退が激しいんです。 続きを読む


6/13 食料自給の確立を求める自治体議員連盟 学習講演会

基本法改定後の食料自給確立の方向を探る

食料自給の確立を求める自治体議員連盟事務局

 

 食料自給の確立を求める自治体議員連盟は6月13日、顧問を務めてもらっている鈴木宣弘東京大学教授を講師にオンライン学習講演会を開催した。食料・農業・農村基本法改定が成立したのを受けて、今後の方向を探り、運動を共有するためだった。折から地方議会6月定例会の最中だったが、賛同会員議員50人弱が参加した。近く改めてオンライン会議を開催し、方向を定め、議員連盟の運営体制なども整備し、運動を強化することを確認した。 続きを読む