第20回全国地方議員交流研修会一覧

日米地位協定の抜本見直しへ

日米地位協定の抜本見直しを決議

 実行委員会代表たちが対政府要請行動

 沖縄で開催された「第20回全国地方議員交流研修会」実行委員会は2月6日、国会内で外務省や防衛省の担当者と面談し、日米地位協定の抜本的見直しを要請した。要請行動は、沖縄実行委員会代表の山内末子県議の発議で、全体会で確認された「決議」に基づくもの。決議は、基地負担の問題や米軍による相次ぐ女性への暴行事件などを受け、ドイツなどでは当たり前になっている国内法適用がなされないなどの日米地位協定を厳しく批判し、「主権国家の矜持をもって連帯して、地位協定の抜本的見直しを全国に広く発信し、全国地方議会で決議し、国民世論を盛り上げるため努力することを確認した」。 続きを読む


全国地方議員交流研修会 ■ 沖縄で1月末に三日間

米兵性暴行事件と戦争の危機を受け止め

日米地位協定の抜本見直しを求め決議

 第20回全国地方議員交流研修会が那覇市内で1月29日~31日、同実行委員会(共同代表:北口雄幸北海道議、藤本眞利子和歌山県議、山内末子沖縄県議)が主催し開催された。地元沖縄県をはじめ全国40都道府県から自治体議員を中心に350人近くが参加し、二日間の講演や報告、討論を経て、自治体が直面する現状と打開の方向を共有した。強調すべきは「戦争への不安や生活苦からの打開を求める国民の願いに、政府も、また与野党の政党も十分には応えられず、国民の政治不信はますます深まっている状況」を踏まえ、「住民の生活と福祉に密着している地方・自治体から、国の政治を変えていかなければない」との方向を共有したことである。 続きを読む