世界の激動期の日中関係
高市答弁は実質上「72年合意」破棄を意味
東アジア共同体研究所所長、元外務省情報局長 孫崎 享

1、国際情勢の構造的変革
世界は今、大激動期にある。
第2次世界大戦以後の構図の変化を見てみよう。
①米国圏とソ連圏の対立(194
5年からソ連の崩壊まで)
②米国一極支配の確立
③米国一極支配の崩壊
②と③はそれぞれ徐々に進展している。
③は特に現在進行中だが、日本において多くの人は十分に認識していない。 続きを読む
東アジア共同体研究所所長、元外務省情報局長 孫崎 享

世界は今、大激動期にある。
第2次世界大戦以後の構図の変化を見てみよう。
①米国圏とソ連圏の対立(194
5年からソ連の崩壊まで)
②米国一極支配の確立
③米国一極支配の崩壊
②と③はそれぞれ徐々に進展している。
③は特に現在進行中だが、日本において多くの人は十分に認識していない。 続きを読む
東アジア共同体研究所長(元外務省情報局長) 孫崎 享

今日日本の外交安全保障政策は米国との「同盟関係(本質は日本の米国への隷属)」を最優先し、この枠内で動く。日中関係は日本や中国独自の選択で動くのではなく、米国の指示の範囲内で動く。
そして、「米国の中国への認識、関与の仕方が変わると、それは日中関係にも影響する」ことを十分に認識しておく必要がある。