種子法廃止とこれからの日本の農業について

各県で種子条例を制定させる国民運動を起こそう

元農林水産大臣 山田正彦

 私は長崎県の五島列島で生まれ、若い時に牧場を開きました。牛を繁殖させたりして、400頭ほど飼育しました。豚もうまくいかずに、当時4億円ほどの負債を抱えました。自分が未熟だったということもありますが、どうしてうまくいかなかったのだろうかと、とても悔しかった。そして日本の農政は間違っているのではないだろうかと考えるようになりました。それでいきなり衆議院選挙に出ました。負けました、もちろん。4回目にやっと当選して、ずっと後になりますけれども、農林水産大臣もやらせてもらいました。 “種子法廃止とこれからの日本の農業について” の続きを読む

日本の主権いっそう損なうTPP

10月には1万人集会、批准阻止に国民運動を全国で

山田 正彦さん(元農林水産大臣、TPP違憲訴訟の会幹事長)に聞く

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 安倍政権は、TPP批准を秋の臨時国会の最大の焦点に据えている。これに対して、7月の参院選でも東北・北海道を中心に全国の農民は強い拒絶の意思を示し、その後も闘いを発展させている。北海道農民連盟は8月31日、台風を突いて「TPPに断固反対する全道農民集会」を実現した。それに先立つ20日、東京で「TPPを批准させない全国共同行動」がキックオフ集会を開催し、北海道農民連盟や多数の農協、農村活動家をはじめ、労働組合、生活協同組合などが参加して立ち上がった。この共同行動でも中心的役割を果たしている山田正彦さんに編集部が話を伺った。後ろに、キックオフ集会での基調的な問題提起の要旨掲載。文責編集部。山田正彦さんは、元農林水産大臣、元衆議院議員、弁護士。

皆が動けば阻止できると確信

 この間、前の国会の時に「水曜行動」と言うのを行っていました。また、院内でも、全国でも、TPPの批准阻止に向けた取り組みをさまざま行ってきました。
 そして、いよいよ9月からの臨時国会で安倍政権がTPP協定の批准を強行しようとしています。 “日本の主権いっそう損なうTPP” の続きを読む