朝鮮半島情勢 緊張打開の道筋を考える

国際問題研究者 浅井 基文

浅井基文いま、朝鮮半島では、国連安保理のかつてない朝鮮制裁決議採択、さらに実戦さながらの史上最大規模の米韓合同軍事演習がまもなく始まるなど、一触即発の緊張が高まっている。東北アジアの緊張打開に、いま、何が求められるか、国際問題に詳しい浅井基文さんに緊急にご投稿いただいた。
月刊「日本の進路」編集部

 朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)は、1月6日に第4回核実験を行い、また、2月7日には人工衛星を打ち上げた。これに対して大韓民国(韓国)は、開城工業団地の操業全面停止を含め、朝鮮に対する強硬対決姿勢を打ち出した。また、米韓は3月開始の定例合同軍事演習を史上最大規模で実施する構えであり、3月以後の朝鮮半島情勢は再び一触即発の危機を迎える。 “朝鮮半島情勢 緊張打開の道筋を考える” の続きを読む

「戦争」の前に「経済」でつぶされる安倍首相の日本

広範な国民連合全国世話人、元外交官 天木 直人天木直人

 1月30日の新聞は永久保存版にしておく価値がある。後で振り返った時、あの時が日本滅亡の日だったのか、と思い出させてくれるものになるかもしれないからだ。
 「戦争が起きる事を心配する前に、経済政策の失敗をおそれよ。われわれは政府によって戦争で殺される前に、生活苦で殺される」。これは、私が戦争と平和の議論をするときに、改憲論者を前にして反論する時に使うセリフだ。

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貧乏人は病気になったら死ね!「国民健康保険証」の過酷な実態

「日本の進路」編集部

 生活が苦しくて国民健康保険料(税)が払えず「健康保険証を取り上げられる」、国保税(料)などの滞納を理由として「営業用の軽トラックを差し押さえられた」といった厳しい状況が全国の自治体で起こっています。「急に病気になって、大変な目に遭った」「健康保険証を取り上げられ復活するのに滞納分を何十万円も払った」といった話もあります。国保問題資料グラフ

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辺野古新基地建設阻止! オール沖縄会議結成

ひやみかち宜野湾うまんちゅの会顧問 石川元平

 『戦う民意』ーこれは、翁長雄志沖縄県知事が角川書店から「緊急出版」(12月15日)した本のタイトルである。翁長知事は、これまで安倍総理や菅官房長官と直接会談をし、知事の発言全文及び要旨は、中央紙や地方紙にも掲載された。また、社説などでも論評されてきた。日本政府と沖縄県が裁判闘争に突入したことも周知の通りである。

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2015年11月11日国民連合:神奈川 丹羽宇一朗 講演会要旨

国民連合・神奈川では2015年11月11日に行われた、丹羽宇一朗(前中国大使)氏を迎えて、「神奈川から東アジアの平和を開く 日中関係打開を一緒に考えよう」と題する講演会を開催しました。

以下は、その時の丹羽宇一朗氏の講演要旨です。

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2016年 新年のあいさつ

労働者・農林漁民・中小商工業者・市民は連携し、対米従属から決別して自主・平和・民主の日本へ

 新年おめでとうございます。

 昨年は、日本経済が低迷する中で、国民の暮らしや営業は一段と苦しくなりました。他方で、多国籍大企業には過去最大の利益がもたらされました。そうした中で、安倍政権はアメリカの戦略に従って、安保関連法を強引に制定し、沖縄の辺野古新基地建設を力づくで進め、国会決議に反する環太平洋経済連携協定(TPP)を大筋合意に持ち込みました。対米従属で強権的な安倍政権に反対する国民運動が大きく盛りあがりました。世論調査での安倍内閣支持率も下がり続け、国民運動が最高潮となった時期には、不支持率が支持率を上回りました。国民の政治意識も変わりつつあります。

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