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自主・平和・民主のための広範な国民連合
『日本の進路』地方議員版5号
 

交流の広場

「自共派」の数の暴力と闘う


福島県鏡石町議会議員  円谷ひろし


  私は1986年国鉄分割民営化と闘う中で免職処分を受け、翌87年町議選に立候補し当選、裁判闘争を闘いながら議会活動を行ってきました。裁判は一審で全面勝利、二審で和解で結審しました。現在、農業をやっています。
 国政では自・自・公連立政権が国民の上に君臨しようとしていますが、この自・自・公を批判している共産党が、私の町では自民党とガッチリと手を組んで町政の不正隠しに狂奔し、不正糾明の先頭に立つ小生へのデッチ上げの懲罰動議まで出すという厚顔無恥な攻撃を行っています。
 自共派のボス議員(自民党支部幹事長)は長年にわたって会社に貸している土地で宅地や稲を作付けしている水田で不正に転作奨励金を受け取っていました。またある議員は町の仕事を請け負っている会社の役員をし兼職禁止規定に違反(公選法104条で議員の資格を失うと定められている)していました。
 9月定例議会では、それらのことを糾明した小生に対して、全員協議会の休憩中に足を「けった」などと言ってデッチ上げの懲罰動議を提出。多数の力を借り懲罰委員会まで設置しました。自治法では懲罰は本会議か正式な委員会にしか適用にならないと言うのに何でも数の力で押し切ろうとしているのです。 
 このような犯罪的と言うべき議会運営を共産党が中心となって実践していることに一般の人の共産党に抱くイメージと実像とのあまりにも異なる姿にがく然としています。
 ちなみに自民党べったりの共産党町議は常任委員長を4期、今は副議長をやっていますが10ヶ月違いの私は一般質問連続50回にもなり、政策提起も断トツなのに未だに常任委員長をやったことがありません。