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自主・平和・民主のための広範な国民連合
『日本の進路』地方議員版5号
 

交流の広場

理念と理想をもって


広島県三原市議会議員  小林義朗


  議員となって半年ぐらい過ぎましたが、わからないことが多く、戸惑いの毎日を送っています。
 今までに、もっともっと政治情勢、社会状況に目を向け、学習を深めておけばよかったと反省する毎日です。その反省をもとに自分自身に言い聞かせていることがあります。
 一つは、自分の考え方を鍛えていくためにも学習を積み上げ、ごまかしやおかしいこと、間違っていることを見抜ける力をつけていくこと。
 二つめは、現実主義に流されず、理念と理想をしっかり持ち続けること。そこにこそ議員としての存在価値があると思っていますから。
 三つ目は、誰の声にも耳を傾けられる謙虚さを失わず、弱者や少数者の立場に立って考え、行動すること。
 そして、教育労働者の経験を生かして、今危機的状況にある平和と人権、民主教育を守るたたかいに力を注ぐことです。
 テレビドラマのせりふに「いつの時代でも子ども未来は輝いていなければならない」というのがありましたが、世の中を誰もが安心して平和に暮らせる方へ向けなければ、子どもたちの未来は明るくなりません。
 また、本会議には一般質問に立ち、理念理想を市民に訴え、理解していただくこと行政の課題や問題点を全体のものにしていきたいと思っています。
 人間は教育によって徹底的に変えられます。だから権力は、教育を支配しようとして躍起になって教育への攻撃をしかけてきています。
 地方議会も同様に、これからますます厳しくなり、自治体も困難な課題を抱えています。だからこそ、多くの人たちとの連帯と団結を強め、地方から政治を変えていく意気込みでがんばっていきたいと思っています。