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自主・平和・民主のための広範な国民連合
月刊『日本の進路』2002年11月号
9月2日 県議会は八月二十一日に起きたF15戦闘機墜落事故への抗議決議と意見書を全会一致で可決。
・平和運動センターや地区労など約百人が安保の見える丘で抗議集会。
・米軍ホワイトビーチの海軍桟橋の幅員を現在の二十四メートルから四十メートルに拡張する計画が判明。日本政府が約二十七億円をかけ二〇〇四年度に完成させる予定。これに対し、平和運動センターと中部地区労は十日、県に対し工事中止などを日米両政府に求めるよう要請。
9月3日 那覇市議会はF15戦闘機の飛行停止などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決。
9月8日 飲酒運転の米海兵隊員が男子高校生をひき逃げし、逮捕。高校生は頭がい骨骨折などの重傷。
9月18日 浦添市の国道を銃砲装備の四台を含む装甲車五台が走行。
9月20日 嘉手納町の兼久海浜公園で、隣接する米軍保養施設から発射音とともに金属片が飛来。半径約二十五メートルに散乱した金属片六個が発見された。トーマス・ベラルディナリ司令官は二十四日、金属片が訓練で使用している信号発射装置と認めた。嘉手納町議会は二十七日、同マリーナでの訓練廃止を求める抗議決議を全会一致で可決。
・在沖米陸軍は、特殊部隊が新たな都市型戦闘訓練施設の建設計画を進めている問題で、キャンプ・ハンセン内のレンジ8射撃場に建設することを明らかにした。五十メートル級の射撃場を二カ所増設する。恩納村議会は二十七日「米軍基地強化に反対する意見書」を全会一致で採択。
・米海軍のロサンゼルス級原子力潜水艦「ヘレナ」が勝連町のホワイトビーチに入港。
10月10日 七月の名護市被弾事件で、米海兵隊が訓練で発射した実弾数を虚偽報告していたことが判明。名護市議会は十月十五日、米軍の対応を批判し、射撃訓練廃止などを求める決議を全会一致で可決。
10月11日 フィリピンへ飛行中の米軍普天間基地所属のCH53大型輸送ヘリコプター二機が、無許可のまま石垣空港に着陸。
10月13日 フェンスを越え沖縄署に侵入した海兵隊員を現行犯逮捕。
10月15日 県議会は都市型戦闘訓練施設建設計画の撤回、嘉手納町兼久海浜公園での信号弾被弾事故の意見書と抗議決議を全会一致で可決。
10月21日 平和運動センターは那覇市で「国際反戦デー県集会」を開催。有事関連三法案や個人情報保護法案の廃案、米国のイラク攻撃反対などを訴え、国際通りをデモ行進。
・豊見城市議会は日米地位協定の改正に関する決議を全会一致で可決。これにより県内市町村の全議会で地位協定改正を求める決議を行った。
10月25日 伊江村西江前の牧草地に、米軍輸送機から重量約六十キロのポリタンクと閉じたパラシュートが落下。米軍側は「安全を確認して投下した」と説明したが、落下地点から五十mのところには農作業中の女性がいた。島袋伊江村長などは二十九日、北中城村の在日米軍沖縄事務所に抗議。
10月29日 普天間飛行場周辺に住む二百人が、夜間・早朝の飛行差し止めや、爆音による身体的・精神的被害への損害賠償を日本政府と同飛行場司令官に求める訴訟を那覇地裁沖縄支部に起こした。
嘉手納基地 相次ぐ緊急着陸
9月3日 F15戦闘機一機
9月7日 F15戦闘機一機
9月9日 F15戦闘機一機
9月10日 F15戦闘機一機
9月11日 F15戦闘機一機
9月12日 F15戦闘機一機
9月13日 F15戦闘機一機
9月21日 米海兵隊の戦闘攻撃機AV8ハリアー一機
10月21日 F15戦闘機三機