│国民連合とは│月刊「日本の進路」│地方議員版│討論の広場│集会案内│出版物案内│トップ│
自主・平和・民主のための広範な国民連合
一九九五年、沖縄県民は米兵の少女暴行事件に怒り、米軍基地の縮小撤去、日米地位協定の見直しを求め、島ぐるみで立ち上がった。
当時の大田知事はその先頭に立ち、米軍基地強制使用のための代理署名を拒否した。二〇一五年までに米軍基地を撤去する「基地返還アクションプログラム」「国際都市形成構想」を示し、政府に実行を迫った。そこには、基地のない沖縄を求める県民の熱い思いがこめられていた。全国の人々が県民と大田県政に共感をよせ、連帯する闘いが全国に広がった。
沖縄と全国の闘いは日米安保体制を揺るがし、政府は普天間基地返還を約束した。だが、それは名護市辺野古への移設というまやかしだった。沖縄県民・名護市民は、住民投票で米軍基地の縮小、名護市移設反対の意思を示し、大田県政は県内移設反対を鮮明にした。
政府は大田県政への攻撃に転じ、財政でしめあげ、中央政治を使って大田県政の与党を切り崩した。あらゆる手段を使って一九九八年の大田再選を阻止した。こうして、ジュゴンの海に米軍基地の建設を認める稲嶺県政が誕生した。
今年十一月十七日、沖縄県知事選挙が行われる。大田県政を生み、副知事として支えた吉元政矩氏が、二〇一〇年までの海兵隊完全撤退をめざす「新基地返還アクションプログラム」を掲げて立ち上がった。それは大田県政の継承・発展であり、日米安保体制との闘いである。私たち国民全体の闘いでもある。
広範な国民連合は吉元氏の立候補を支持する。全国のみなさんに吉元さんへの支持を訴える。