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自主・平和・民主のための広範な国民連合
月刊『日本の進路』2002年7月号
5月1日 相次ぐ米軍機事故を受け、沖縄市議会は原因究明と同機種の飛行禁止などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決。北谷町議会も原因究明までの事故機の飛行訓練中止、F15戦闘機の住民地域上空での飛行訓練即時中止を求める抗議決議と意見書を全会一致で可決。
・米軍嘉手納基地内を滑走中のC17大型輸送機がパンク事故。米軍側の発表は発生から五時間後。
5月6日 米軍機が二〇〇一年に県内民間空港に着陸した回数は三十八件で前年の六倍以上と、国土交通省。
5月7日 嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会は事故関連航空機の飛行中止などを求める抗議声明。
5月9日 県議会は米軍による一連の事件・事故に厳重抗議する決議と意見書を全会一致で可決。
5月14日 米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)による一九七九〜二〇○一年度の在沖米軍基地の施設整備は三千八百四十二件、四千七百二十七億円に上り、施設整備では当初の隊舎や家族住宅から、近年は訓練施設など、直接的な軍事支援目的の施設が増えた、と沖縄タイムス。
5月18日 三十三団体と個人でつくる「沖縄から基地をなくし世界の平和を求める市民連絡会」は県庁横の県民広場で、復帰三十年記念式典に対する抗議の座り込み。
5月23日 SACO最終報告で合意された米軍楚辺通信所(通称・象のオリ)のキャンプ・ハンセン内への移設工事が、事前説明会もなく着工されていたことが判明。三十日には、現場に最も近い恩納村喜瀬武原区の区民臨時総会が開かれ、工事中止を求める決議。六月六日には、恩納村議会が建設地の位置変更を求める意見書を全会一致で可決。
5月24日 浦添署は道交法違反(無免許・酒酔い・当て逃げ)の容疑で、普天間飛行場所属の米海兵隊上等兵(22)を現行犯逮捕。
5月27日 相次いで起きた米軍機事故を受け、市町村超党派議員団が安保の見える丘で抗議集会(「日本の進路」6月号参照)。
6月5日 勝連町のホワイトビーチに米原潜「ラ・ホヤ」が入港。米原潜入港は今年十一回目で上半期で過去最多。勝連町議会は米原潜寄港に反対する抗議決議と意見書を全会一致で可決。
6月6日 読谷村議会は福田官房長官の非核三原則見直し発言撤回と核兵器廃絶の国際条約早期締結を求める意見書を全会一致で可決。
6月21日 下地町議会は伊良部町の下地島飛行場の軍事利用に反対する「下地島空港使用に関する意見書」を全会一致で可決。
6月24日 米海兵隊が三月から、基地から那覇市向け有料バスを運行していたことが判明。地位協定では基地間の移動は認められているが、福利厚生目的や民間地域での乗降についての規定はない。
6月27日 宜野座村福山区の民家敷地内で火薬入りの空砲百七十一発が発見された。
6月28日 一九五九年六月三十日、校舎に米軍機が墜落・炎上し、児童十一人を含む死者十七人、負傷者二百人以上を出した米軍ジェット機墜落事故の追悼集会が宮森小学校で。
・米空軍嘉手納基地の第一八航空団が、遠征能力と機動力強化を図る大幅な組織再編計画を進めていることが判明。航空団を構成する五つの管理戦術部隊(群)のうち、主要な二つの後方支援部隊を再配置する。