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抗議声明

 本日、7月21日午前、またも沖縄で米兵が事件を起こした。一つはアメリカ空軍嘉手納基地兵長フェルナンド・リベラ・ブラネス容疑者による車への放火事件であり、もう一つは米海兵隊員によるオートバイの器物損壊事件である。2件とも容疑者が沖縄県警に現行犯逮捕された。
 先月末、北谷町で同じ嘉手納基地所属の軍曹による女性暴行事件が起きてから、わずか3週間しかたっていない。今年だけでもすでに米兵による放火事件、米軍機からの落下事件など重大事件が相次いで起きている。その度に米当局は謝罪し、綱紀粛正を徹底し再発防止に努めると沖縄県民に釈明しているが、またもやその舌の根も乾かないうちに米兵による事件が起きた。私たちの我慢は限界を超え、怒りは爆発寸前の状態である。
 私たちは抑えきれない怒りを持って、米政府に以下のことを要求するものである。
 
1、米兵への緊急対策として一切の外出を禁止すること
1、全ての米軍基地を沖縄はじめ日本全土から撤去すること
1、日米安保条約を即刻終了し地位協定を廃止すること

ブッシュ・アメリカ合衆国大統領 殿

  2001年7月21日
                自主・平和・民主のための広範な国民連合
                   代表世話人 大槻勲子 福地曠昭 伏見康治
                           槙枝元文 武者小路公秀 本島等


抗議声明

 本日、7月21日午前、またも沖縄で米兵が事件を起こした。一つはアメリカ空軍嘉手納基地兵長フェルナンド・リベラ・ブラネス容疑者による車への放火事件であり、もう一つは米海兵隊員によるオートバイの器物損壊事件である。2件とも容疑者が沖縄県警に現行犯逮捕された。
 先月末、北谷町で同じ嘉手納基地所属の軍曹による女性暴行事件が起きてから、わずか3週間しかたっていない。今年だけでもすでに米兵による放火事件、米軍機からの落下事件など重大事件が相次いで起きている。私たちの我慢は限界を超え、怒りは爆発寸前の状態である。
 先月末の女性暴行事件で沖縄県議会はじめ、多くの自治体や女性団体から日米地位協定改定要求と米軍削減要求が出された。しかし、小泉首相は日米首脳会談でも改定要求すらせず、先の田中・パウエル会談では運用見直しで合意した。
 日本に米軍基地があるかぎり米兵による犯罪はなくならない。
 日本は独立国であり、不平等な日米安保条約と地位協定はなくすべきである。
 私たちは、沖縄県民と日本国民の切実な要求に耳を傾けず米国に屈服・追随する小泉内閣に抑えきれない怒りを持って、断固抗議し以下のことを要求する。

1、米国屈服外交をやめること
1、米国に対して国内の米兵の外出を禁止するよう要求すること
1、国内のすべての米軍基地を撤去すること
1、日米安保条約を終了し、不平等な地位協定を廃止すること

内閣総理大臣 小泉純一郎 殿
外務大臣    田中眞紀子 殿

  2001年7月21日
                自主・平和・民主のための広範な国民連合
                   代表世話人 大槻勲子 福地曠昭 伏見康治
                           槙枝元文 武者小路公秀 本島等