│国民連合とは│月刊「日本の進路」│地方議員版│討論の広場│集会案内│出版物案内│トップ│
自主・平和・民主のための広範な国民連合
月刊『日本の進路』2001年7月号
6月2日 キャンプ・ハンセン所属の海兵隊員(24)が酔って金武町内の民家に侵入、逃走する際に隣家のビニールハウスを壊し、住居侵入と器物損壊容疑で現行犯逮捕。
6月7日 キャンプ・コートニー(具志川市)で約三十五年にわたって実弾クレー射撃が行われていた問題で、コートニー内のビーチに約六十トンの鉛が蓄積していたことが沖縄タイムスの調査で分かった。米海兵隊は九八年の調査で鉛汚染を確認していたにも関わらず、地元の具志川市や県には何の報告もしていなかった。九八年時点で、「クレー射撃によってビーチは鉛汚染されており、最小限とはいえ人体の健康に有害な影響が考えられる」と分析していた。
6月8日 具志川市の知念恒男市長は、キャンプ・コートニーで実弾クレー射撃による汚染について市に説明がなかった問題で、キャンプ・コートニーに司令官を訪ね、事実関係の説明と公表を求めた。
6月13日 午前七時十五分ごろ、宜野湾市の民家近くに米軍ヘルメットなどの入った訓練用の袋二個、約二十三キロが落下した。普天間飛行場所属のCH53大型ヘリから落ちたもの。復帰後、米軍航空機からの落下事故は二十五件に上る。
6月19日 米軍CH53大型ヘリからシーバッグ二個が落下した事故で、宜野湾市議会は事故への抗議決議と意見書を全会一致で可決。@在沖米軍基地の整理・縮小の早期実現、A住民地域上空での飛行訓練中止、B安全管理と綱紀粛正の徹底―など五項目の実現と被害者への謝罪、補償を求めた。
6月20日 県内外の学者などでつくる沖縄平和の創造委員会の福地曠昭委員長らが記者会見し、「核も基地もない平和を実現することを、すべての県民とともに決意を新たにする」とする沖縄戦「慰霊の日」平和アピールを発表した。
6月22日 連合が主催する「二〇〇一連合平和オキナワ集会」が那覇市で開かれ、全国から約千三百人の組合員が参加した。
6月23日 住民を巻き込んだ国内唯一の地上戦から五十六年目の「慰霊の日」として、県主催の沖縄全戦没者追悼式が平和祈念公園で開かれた。
6月28日 連合沖縄の玉城清会長は米海兵隊員の削減による基地の整理・縮小などを求めた約百七十万人分の署名を官房長官に提出。
6月29日 北谷町美浜「サンセット美浜」の駐車場で、二十歳代の女性が米兵と見られる外国人に暴行された。犯人は米軍関係者の車を示す「Yナンバー」の車で逃走した。