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自主・平和・民主のための広範な国民連合
月刊『日本の進路』2000年5月号
 

サミット開催時(7・22)に嘉手納基地を包囲

基地のない平和な島を願う県民の心を世界に


 沖縄サミット・平和アピール行動実行委員会準備委員会が四月十一日、那覇市で開かれ、サミット二日目の七月二十二日に、米軍嘉手納基地を「人間の鎖」で包囲することを決めた。沖縄平和運動センターの崎山嗣幸議長が呼びかけ人となって開かれた準備会には、自治労、沖教組、高教組の代表や吉元政矩・元副知事、山内徳信・前県出納長など二十六団体・個人が出席した。
 「世界へ沖縄の基地の現状を伝え、平和を願う県民の心を発信する」のが狙い。沖縄県内での大規模な基地包囲行動は、嘉手納基地の二度、普天間飛行場の二度に次ぎ、五度目となる。準備委では、総面積約二千万平方メートルに及ぶ嘉手納基地の周囲約十七・四キロを二万五千人規模で囲むことを確認した。
 会議後、会見した平和運動センターの崎山嗣幸議長は、「サミットは基地の固定化を許さない県民世論を世界に発信する千載一遇のチャンスだ。期間中に何もしないのは基地の固定化を許すこと。県民が主体となって取り組むべきだ」「基本的に軍事基地をなくすることは県民の共通した願い。思想、信条を超えて、その思いを世界に発信したい」と話した。
 四月二十一日、米軍嘉手納基地を「人間の鎖」で包囲する沖縄サミット・平和アピール県民大運動実行委員会の結成総会が那覇市内で開かれた。平和運動センター議長の崎山嗣幸議長をはじめ、一フィート運動の会の中村文子氏、佐久川政一・沖縄大学教授、山内徳信・前県出納長、比嘉正夫・統一連議長、平良修牧師の六人を共同代表として選出した。
 中村文子氏は「沖縄戦の体験から、人殺しの訓練をする基地はノーだと訴え続けてきた。嘉手納基地包囲をぜひ実現させたい」述べた。
 五月八日に予定されている第一回実行委員会で具体的な運営方法などを議論していく。
 保守県政の下で、八七年と九〇年の嘉手納基地包囲行動を成功させた労働組合や市民団体などの連携と自信が、九〇年秋の大田知事誕生につながった。嘉手納基地包囲を成功させるとともに、本土でもこれに呼応した行動が求められている。
 過去の主な基地包囲行動
・1987年6月21日 嘉手納基地包囲(25,000人)
・1988年7月24日 厚木基地包囲 (25,000人)
・1990年8月5日 嘉手納基地包囲(26,000人)
・1990年10月21日 横田基地包囲 (23,000人)
・1995年5月14日 普天間基地包囲(17,000人)
・1998年5月17日 普天間基地包囲(16,000人)