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自主・平和・民主のための広範な国民連合
月刊『日本の進路』2007年10月号
砲弾の豪雨の中へ放り出され
自決せよと強いられ
死んでいった沖縄人(うちなーんちゅ)の魂は
怒りをもって再びこの島の上を
さ迷っている
いまだ砲弾が埋まる沖縄の野山に
拾われない死者の骨が散らばる
泥にまみれて死んだ魂を
正義の戦争のために殉じたと
偽りをいうなかれ
本土防衛のための時間かせぎで
日本守備隊が住民を道連れに
朝鮮人軍夫と慰安婦をともなって
犠牲を強いたのは
アジア太平洋侵略戦争を始めた軍隊だ
歴史の真実をそのまま
次の世代へ伝えることが
日本を正しく歩ましめる
歪められた教科書は
再び戦争と破滅へと向かう
沖縄戦の死者の怒りの声が
聞こえないか
大和(やまと)の政治家・文科省(もんかしょう)には届かないか
届かなければ 聞こえなければ
生きている私たちが声を一つにして
押し上げ 訴えよう