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自主・平和・民主のための広範な国民連合
月刊『日本の進路』2003年11月号

全国港湾

雇用と労働条件を脅かす
港の規制緩和に反対しストライキ

10月23日、国土交通省前で「規制緩和反対・港湾労働環境の整備」を求めて中央行動


 10月23日、全国港湾労働組合協議会(全国港湾)は、雇用と労働条件を脅かす地方港の規制緩和に反対して、鹿島港など全国の地方港で始業時から二時間のストライキ・集会を行った。
 10月23日昼過ぎ、国土交通省前で「規制緩和反対・港湾労働環境の整備」を求めて百二十人が参加した中央行動が行われた(写真)。
 港湾では「港湾運送の効率化(コストの削減、サービスの向上)」の名の下に規制緩和が進められ、2000年11月から改正港湾運送事業法が主要9港で先行実施された。その結果、荷主・船会社の利益のみが優先され、港湾労働者と港湾運送事業者のみに犠牲がしわ寄せされた。予定されている地方港の規制緩和阻止のために今回のストとなった。