組坂繁之一覧

2021 新年のご挨拶 組坂 繁之 さん

部落解放同盟中央執行委員長 組坂 繁之

 昨年は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行によって、私たちの生活はもちろんのこと、人権や平和の確立を求める闘いにも、多くの制限や制約があるなかでの取り組みになりました。
 何よりもこれまでの医療制度の改悪、福祉や社会保障関係予算を削減してきたことが、医療崩壊を生み出している点では、まさに経済優先をすすめてきた政治による「人災」であるといえます。さらに安倍政権を継承するとした菅政権も、いっそうの経済優先政策をすすめることで、全国的な感染拡大の状況が続いています。 続きを読む


憲法改悪、「戦争する国」づくり許さず

部落解放同盟第75回大会

「推進法」具体化、狭山再審闘争などの強化確認

部落解放同盟中央執行委員長 組坂繁之

 世界人権宣言70周年の今年、第75回全国大会を先ごろ終えられた部落解放同盟の組坂繁之中央執行委員長に、全国大会のポイントや、この1年どのように運動を進めていくかお話を伺った。

 この間、第71回全国大会から、女性代議員の割合を3割以上にしようということで取り組んできましたが、第75回全国大会も実現することができました。男女平等社会実現に向けた組織内目標の一つにしていますから、今大会でも達成できて良かったと思っています。 続きを読む


「日本の進路」2018年新春メッセージ

憲法改悪阻止にむけた広範な連帯・協働の闘いを構築しよう

部落解放同盟中央執行委員長 組坂 繁之

 昨年の衆議院総選挙は、安倍政権が森友学園と加計学園の疑惑隠しと、政権延命を画策した自己都合解散でしたが、選挙直前の民進党の希望の党への合流、その後の立憲民主党の結成など、野党側の混乱があったとはいえ、再び与党に3分の2の議席を許すというきびしい結果となりました。私たちは、この間、人権や平和の確立にむけた政治勢力の結集をめざしてきましたが、いまだ安倍政権の退陣をかちとれない運動の弱さをしっかりと総括しなければなりません。 続きを読む