ベルギーのブリュッセル生まれ。学習院大学卒。フランスやアメリカの大学、研究機関で研究。学習院大学教授、上智大学教授を経て、76〜89年国連大学副学長。その後、明治学院大学教授、フェリス女学院大学教授、中部大学教授・中部高等学術研究所所長を経て、現在は大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長。すぐれて西欧的な社会科学方法論である行動科学による国際政治分析および平和研究の第一人者。同時に、現代の地球的規模の課題を解決するためには、知識体系の「脱西欧化」と知的創造性が必要であると説く。そのための条件として、発展途上地域の研究者と西欧の学者とが対話し協力しあう「国際的学者共同体活性化のネットワーク」作りの活動をつづけている―1990年発行の『朝日人物事典』より―。国際問題研究協会会長をつとめるかたわら、反差別の国際運動、アムネスティの人権運動にも力をそそいでいる。
- 「美しい日本」をつくる「醜い日本人」にならないでほしい!(2007年1月)
- ブッシュ・小泉の悪の枢軸に対抗する広範な大連合を(2006年1月)
- 多文化共生の世界をめざそう(2005年1月)
- ブッシュ去る申年になることを念じて(2004年1月)
- 反ファシズム共同戦線形成の新春を夢見て(2003年1月)
- 世界の日本化に反抗する年に(2002年1月)
- ミレニアム・スケジュール闘争の勧め(2001年1月)
- 覇権と反覇権の間の 自主・平和・民主の新千年紀(2000年1月)
- 「危機」の「機」の字に期待をかけよう(1999年1月)