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(自主・平和・民主のための広範な国民連合
「日本の進路・地方議員版」第7号2000年5月号)
 

国の農基法よりずっと積極的

秋田県羽後町 農業 高橋良蔵


 本来環境にやさしい産業である農業がいつのまにか、稲わらを焼き、家畜糞尿も有機物資源としての活用もなく公害化している後退の現状を素直に指摘している。その上で地域農業の再生方策を自治体の任務として条例化したことは先進的な快挙である。
 しかも、「みどりの快適都市」づくりの理念も施策も国が示した新農基法よりずっと積極的で具体的で判りやすく実感が湧いてくる。
  第5条の市民の責務の中で、日常生活において地域で生産された食料を中心に消費する努力目標を明記された約束はあっぱれです。加えて農産物の価格の変動に苦しむときは、緩和策を講ずると踏み込んだ条例化は地方段階では、はじめてではないでしょうか、上越市、議会の皆様の努力に敬意を表します。