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統一地方選 暮らしを大切に地方から声を上げる

平和をめざし、日中友好を進めていきましょう

和歌山県議会議員 藤本 眞利子

 今日の新聞にも「防衛費2%首相指示」との見出しが一面に大きく掲載されています。新聞には27年度をめどにトマホーク500発購入へという文字が躍っていました。
 日教組出身の私としては、「教え子を再び戦場に送る日」も近いのではと暗澹たる気持ちになってきます。
 国民の中には、ロシアのウクライナ侵攻を目の当たりにし、いつ何時日本が攻められるかもしれないといった漠然とした不安があって、国の動きを容認してしまう空気感につながっているように思います。

 ある知人は、「北朝鮮からミサイルが飛んできたらどうするんや、日本ももっと軍備を増強すべきや」など物騒なことを言っています。このように、連日、尖閣諸島・台湾・北朝鮮と国民の不安を煽り、防衛費を膨らませようとしている国の動きに、地方からは地道な友好の取り組みを進めなければならないと思います。
 和歌山県は1972年日中共同声明以前から中国との交流を頻繁に行っており、74年には県日中友好青年の船を仕立て、当時の知事を先頭に400人の青年が中国に渡ったのでした。それ以降、和歌山県は中国との友好の絆を築いてきました。
 現在、県は山東省および四川省と友好提携を結んでいるほか、精華大学と交流分野を特定した覚書を提携し、双方にとって有益な関係を構築しています。
 山東省とは、2008年から13年までの間、大気汚染等をテーマに技術者の派遣や研修団の受け入れを実施、福祉分野では近年中国で急速に進んでいる少子高齢化を踏まえ、高齢者介護サービスに関するセミナーを開催するなどの協力を行ってきました。人材育成という観点からも、若手職員を山東省に今まで11人を派遣しています。
 四川省とは白浜アドベンチャーワールドと成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地のジャイアントパンダ日中共同繁殖研究がきっかけとなり、20年3月に同省と友好交流関係の発展に係る覚書を取り交わし、交流を開始しています。
 また、21年11月には、精華大学と主に人材育成を目的として包括交流に向けた覚書を締結したところです。
 和歌山県としては中国との良好な友好関係を途切れさせることのないよう未来につなげていきたいとしています。また、和歌山県の小・中・高等学校でも中国の学校とオンラインで交流するなど地道な取り組みを進めており、青少年の取り組みにも期待をしているところです。
 地方から、地道な交流を大切にしながらアジアの平和につなげていきたいと思っています。
 ロシアのウクライナ侵攻以降、物価の値上がりに円安が追い打ちをかけ、実質賃金は目減りするばかりです。国民の暮らしを守るのが政治の役割です。国民の生活を守らず、防衛力の強化に奔走し、台湾有事想定の下、国民の生活に制限を加えようとしている政治にストップをかけなければなりません。
 戦争は最大の人権侵害、戦争は最大の環境破壊、温暖化をさらに進めるものです。
 暮らしを大切に、誰もが生きやすい社会をめざして、地方から声を上げ続けたいと思います。全国で共に闘いましょう。